健康診断・雇入時健診・各種検査

健康診断とは

健康診断とは診察や各種の検査を通じて健康状態を評価し、健康の保持や、生活習慣病などの予防・早期発見に役立てることを目的として行われるのが健康診断です。なお、健康診断と一口に言いましても、特定健診、自費健診、企業健診など様々な種類があり、それぞれ受ける項目もそれぞれ異なります。

当院では、平成20年度より、法律で決められた「特定健康診査(特定健診)」をはじめ、労働安全衛生法に基づく「雇入時の健診」や「定期健診」などの企業健診のほか、自費による健康診断、いわゆる「自費健診」も行っています。

中央区の健康診査、がん検診

中央区在住の対象者の方は無料で健康診査や胃がん検診(内視鏡検査)等が可能です。
誕生日は関係なく受診券をお持ちの方はどなたでも受診が可能です。
期限は3月10日までとなります。
受診期間終了間近になると、医療機関が大変混み合う恐れがあります。
お早目に受診してください。

健康診査

特定健康診査とは、生活習慣病への罹患リスクを高くするメタボリックシンドロームを早期のうちに発見するための健康診査です。メタボリックシンドロームは、血圧・血糖・脂質の値が治療を要するほど高値でなくても動脈硬化が進行しやすい状態となるといわれています。

これらの値が異常になる前から生活改善を心がけて、動脈硬化の進行にブレーキをかけ、生活習慣病を未然に防ぐことが重要です。生活習慣病は日本人の死亡原因の約6割を占めており、その予防のために40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した特定健診を行います。

また高齢者の適切な医療の確保を図る為、医療費適正化推進計画、保険者による健康診査などのため高齢者の医療の確保に関する法律が制定されました。75歳以上の方を対象に高齢者健康診査を行います。日頃の健康管理は極めて重要であり「健康診査」はできるだけ受けるようにしてください。

なお健康診査の肥満・血圧・脂質・血糖と問診票の結果によって特定健康保健指導を実施します。

がん検診

国立がん研究センターによると、現在、日本国民のおよそ2人に1人が一生のうちに“何らかのがん”にかかるといわれています。がんによる死亡者数は他の病気や原因を上回り第1位で、約3人に1人が亡くなられており、年間で見ると約35万人にのぼるといわれています。がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減少させることです。診断と治療の進歩により、一部のがんでは早期発見、そして早期治療が可能となってきました。がん検診はこうした医療技術に基づき、がんの死亡率を減少させることができる確実な方法です。

中央区では次のように各種のがん検診を行っています。胸部X線による肺疾患(肺がん等)検診および喀痰細胞診(ただし喀痰細胞診は、原則50歳以上で喫煙指数が600以上の方のみ。過去の喫煙者も含む)、内視鏡検査による(X線による)胃がん検診、便に血が混ざっていること調べる事による大腸がん検診、血液検査(PSA)による前立腺がん検診などです。

中央区の健康診査、がん検診等

雇入時の健診、定期健診について

雇入時の健診、定期健診について雇入時の健診および定期健診の主な内容は以下の通りになります。
当院では検査結果を最短翌日にお渡しすることが可能です。

料金(税込)

雇入時の健診・定期健診 9,000円

検査内容

雇入時健診

事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、下記の項目について、医師による健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第43条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
  • 胸部X線検査
  • 血圧の測定
  • 貧血検査(血色素量、赤血球数)
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GT)
  • 血中脂質検査(LDLコレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査
定期健診

事業者は年に1回(深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年2回)以上、定期的に下記項目の健康診断を行わなければなりません(労働安全衛生規則第44条)。

  • 既往歴、業務歴の調査
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
  • 胸部X線検査、および喀痰検査
  • 血圧測定
  • 貧血検査
  • 肝機能検査(ALT、AST、γ-GTの検査)
  • 血中脂質検査(LDL コレステロール、HDLコレステロール、血清トリグリセライド)
  • 血糖検査(空腹時血糖、またはHbA1c)
  • 尿検査(尿中の糖、および蛋白の有無の検査)
  • 心電図検査

※身長・腹囲、胸部X線、喀痰、貧血、肝機能、血中脂質、血糖、心電図の各検査については、医師が必要でないと認めた場合には、省略することができます。

人間ドック

各コースについて

A. 一般的な健康診断である基本健診(血液検査、尿検査、心電図、胸部レントゲン)を行います。

B. 一般的な健康診断と血液検査による胃癌リスクの判定を行います。

C. 一般的な健康診断と呼気試験(吐く息を使ったピロリ菌検査)によるピロリ菌感染の判定と検便による大腸癌健診を行います。

D. 一般的な健康診断と呼気試験(吐く息を使ったピロリ菌検査)によるピロリ菌感染の判定を行います。

E. 一般的な健康診断と大腸癌健診と呼気試験を行います。

F. 一般的な健康診断と胃カメラによる胃癌健診(経鼻内視鏡で行いますが、経口内視鏡に変更可能です。)

G. 一般的な健康診断と胃癌や大腸癌の健診を行います。

H. 一般的な健康診断と胃、大腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器の健診を行います。

人間ドックの各コース

※1 呼気試験
※2 経鼻内視鏡(経口も選択可能)
※3 腫瘍マーカー:CEA、CA19-9
※4 腫瘍マーカー:CEA、CA19-9、AFP

※横へスクロールできます

コース 基本
健診
ABC
検診
ピロリ菌
検診
(※1)
胃カメラ
(※2)
便潜血 腹部
エコー
腫瘍
マーカー1
(※3)
腫瘍
マーカー2
(※4)
料金
(円)
A 9,800円
B 12,800円
C 15,000円
D 15,800円
E 18,000円
F 22,800円
G 27,000円
H 36,000円
基本健診
  • 自覚症状、および他覚症状の有無の検査
  • 身長、体重、視力、聴力の検査、および腹囲の測定
  • 胸部X線検査、および喀痰検査
  • 心電図
  • 血圧測定
  • 血液検査
    末梢血液一般検査:白血球、赤血球数、血色素、血小板、白血球分画(貧血、感染症、血液疾患など)。クレアチニンや白血球の測定が可能です。腎臓の働きや膀胱炎などの感染症の診断に有用です。
    ALT、AST、γGTP、総ビリルビン(肝障害、黄疸など)
    総コレステロール、中性脂肪、LDLコレステロール、HDLコレステロール(脂質異常症)
    総蛋白、アルブミン(栄養状態、肝硬変、多発性骨髄腫など)
    空腹時血糖、HbA1c(糖尿病)
    尿素窒素、クレアチニン、eGFR(腎機能障害、脱水など
    アミラーゼ(膵炎など)
    ナトリウム、クロール、カリウム(腎機能障害、糖尿病、脱水、ホルモン異常など)
  • 尿検査:血液像までの測定が可能です。細菌感染やウイルス感染などの診断にも有用です。
    糖(糖尿病)
    蛋白(腎機能障害、膠原病、多発性骨髄腫など)
    潜血(腎臓疾患、尿路疾患など)
    ケトン体(重症糖尿病、甲状腺機能亢進症、脱水など)
    ビリルビン(肝、胆道疾患)
    ウロビリノゲン(肝、胆道疾患)
    PH(腎炎、糖尿病など)
    比重(糖尿病、尿路閉塞など)
基本健診以外の各検査
  • ABC検診:血液検査により胃癌リスクの判定を行います。
  • ピロリ菌検診(呼気試験):吐く息を使ったピロリ菌の検査です。
  • 胃カメラ検査:経鼻内視鏡を行いますが経口も可能です。
  • 便潜血検査:便に含まれる微量の出血の有無を判定します。陽性の場合は、大腸癌、ポリープ、痔などが考えられます。
  • 腹部エコー検査:肝臓、胆嚢、膵臓などの内臓の精査を行います。

健診の各オプション(税込)

ABC検診 4,000円
ピロリ菌検診(呼気試験) 8,800円
腹部エコー検診 11,000円
消化器腫瘍マーカーCEA、CA19-9、AFP 6,500円
前立腺腫瘍マーカーPSA 1,500円
アレルギーview39 12,000円

ABC検診

ABC検診血液検査をすることにより胃癌リスクを判定する検診です。
判定は過去のピロリ菌感染を認識する抗体の有無を調べる検査(以下HP)とペプシノゲンという胃粘膜から分泌される物質から胃粘膜の萎縮の有無を調べる検査(以下PG)で判定します。PGとHPを組み合わせて、四つの群に分別します。
具体的にはPG(-)HP(-)をA群、PG(-)HP(+)をB群、PG(+)HP(+)をC群、PG(+)HP(-)をD群とします。除菌療法成功者は、見かけ上A群かD群になるため、E群として区別しています。

判定 A B C D
胃癌発生率 0 0.15~0.17 1.89 2.38
発生頻度 ほぼ0 1/1000 1/400 1/80
内視鏡検査 不要※ 1回/3年 1回/2年 毎年

※ただし、胃癌のリスク因子であり、他の悪性疾患のリスクは反映していません。 また、判定がEタイプの方も定期的に内視鏡検査を受けることが推奨されています。 あくまでもリスクの判定で胃癌の診断ではありません。

料金(税込)

胃癌リスク検診(ABC検診) 4,000円
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