胃内視鏡(胃カメラ)

胃内視鏡(胃カメラ)これまで多くの胃がんの診断と治療に関わり、多くの症例を経験してきた消化器外科専門医である院長が辛くない胃カメラ検査を行います。

土曜午後の受付も行います。またご来院当日の検査もご相談ください(直近の食事はとらずにおいでください)。

胃カメラについて

一般に胃カメラと呼ばれていますが、体内にカメラを挿入することで胃内の病変を調べるいわゆる内視鏡のことで、直径10mm、経鼻の場合は5~6mmほどの細長いチューブの先端に小型カメラを搭載しています。これを患者様の体内に挿入し小型カメラが撮影するリアルタイム映像を確認しながら、食道や胃のポリープやがん、炎症などを調べていきます。悪性が疑われた場合、組織を採取(生検)し、病理検査に提出して確定診断を行います。

当院の胃カメラ検査の特徴

楽に受けられる経鼻内視鏡検査

経口・経鼻内視鏡

昔の胃カメラ検査は口から内視鏡スコープを挿入する方法しかありませんでしたが、現在は極細のスコープが登場して鼻から挿入する検査ができるようになっています。口から挿入する経口検査は、なにか触れると反射的に強い嘔吐感を起こす舌の根本にスコープが絶えず触れているためとても苦しいものでしたが、鼻から挿入する経鼻検査では舌の根本にスコープが触れないため楽な検査が可能になっています。この極細スコープは直径が5mm程度しかないため、鼻の炎症でひどく鼻腔が腫れているといった特殊な場合を除けばほとんどの方がスムーズに検査を受けられます。

鎮静剤を使った無痛検査も可能

当院では胃カメラ検査にご不安を感じる方のために、軽い鎮静剤を使うことでウトウト眠ったような状態の検査も行っています。胃カメラ検査で苦しい経験をされてトラウマになっている方や、奥歯の歯磨きで嘔吐感を起こしやすい方にも安心してお受けいただけます。

早期発見を強力にサポートする最新内視鏡システム

早期発見を強力にサポートする最新内視鏡システム当院に導入している内視鏡システム「LASEREO」(Fujifilm社製)は、通常光だけでは発見が困難だった早期の病変を迅速・的確に見つけることができるいくつもの機能を搭載しています。これによって粘膜の微細な色調変化、表層血管構造などを緻密に観察でき、最新の画像処理技術を施すことで高精度の検査が可能になっています。また、デリケートな手元の操作を先端にしっかり伝えることができるため短時間に検査を行うことができ、患者様へのご負担も軽減しています。

早期の病変を見逃さないために

BLI説明内視鏡スコープ先端のライトは、通常光である白色光用レーザー以外にも短波長レーザーを搭載しています。これにより、表面血管の状態観察を効果的に行うことができます。病変には血管が集まりやすいため、血管を選択的に強調表示することで通常光では見逃されやすい微細な病変を簡単に発見することができます。この2種類のレーザー光の発光強度を切り替えて画像処置を行うBLI(BlueLASERImaging)が搭載されているため、観察目的に合わせた適切な画像を得られます。また、炎症診断に関しては赤みのコントラストを強調するLCI(LinkedColorImaging)画像処理により正確な診断につなげています。

感染予防のための徹底的な衛生管理

感染予防のための徹底的な衛生管理院内や機器の清潔をスタッフ全員が心がけ、洗浄・消毒・滅菌とそのチェックといった衛生管理を徹底的に行っています。内視鏡に関しては、日本消化器内視鏡学会のガイドラインを遵守し、専用洗浄機を使って完全な洗浄と消毒を行っています。

胃カメラ(内視鏡)の検査を受けた方がよいとされる方の症状

  • ピロリ菌感染のある方(ABC検診でA判定以外の方)
  • 胃のレントゲン検診で異常を指摘された方
  • みぞおちの周辺が痛む方
  • 胃の不快感・胸やけ・喉または胸のつかえ感がある方
  • 吐き気、嘔吐、吐血の症状がある方
  • 体重の急激な減少がある方
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍を繰り返している方
  • 胃癌・食道がん・大腸がんなどになった家族のいる方
  • 塩分を多くとる方 など

胃カメラ(内視鏡)の検査で早期発見が可能な病気

  • 逆流性食道炎
  • 食道カンジダ
  • 食道ポリープ
  • 食道がん
  • 胃炎(急性・慢性)
  • 胃潰瘍
  • 胃ポリープ
  • 胃癌
  • 十二指腸炎
  • 十二指腸ポリープ
  • 十二指腸潰瘍

など

胃がんの早期発見のためには、定期的な胃カメラ検査が必要です

胃癌は日本人にはとても多い病気です。男性の場合、9人にひとりの割合で生涯で胃癌になると言われています。女性の場合では19人にひとりが胃癌になると言われています。男性の悪性疾患の第1位が胃癌で、女性は大腸癌、乳癌についで第3位です(国立がんセンター)。

胃がんは初期症状に乏しく、かなり進行しないと症状に気付きません。発症リスクが上昇しはじめるのは40歳代です。効果的な早期発見のためには、症状がなくても40歳を超えたら定期的に胃カメラ検査を受けることが重要です。
内視鏡検査は粘膜を直接観察できますし、当院では見逃しやすい微細な病変を効果的に発見できる最新の機能が搭載された内視鏡システムを使った検査を行っています。こうした検査で早期発見した胃がんであれば、お仕事や家事など日常生活にほとんど支障なく完治させることも可能です。また、早期胃がんだけでなく、前がん病変の発見、ピロリ菌感染の有無、萎縮や潰瘍の状態といった胃がんリスクなどを的確に診断することもできます。検査中に病変の組織採取が可能ですから確定診断ができ、より適切な治療につなげることもできます。
胃がん予防、そして早期発見と適切な治療につなげるために、定期的に胃カメラ検査を受けることをおすすめしています。

東京都福祉保健局が主催した令和元年度東京都胃内視鏡検診講習の中で、鳥取県の4つの市と新潟市の症例対照研究の結果から『3年以内に内視鏡検診を受けていれば30%の死亡減少効果が認められた』と報告され、胃内視鏡検診の診断精度の高さに言及しています。

胃カメラを受ける際の注意点

胃カメラは予約制です。検査前に採血が行われることがあります。なお、常用している薬がある方は、この時点でご報告してください。検査日前日以降の注意点は以下の通りです。

1検査前日

前日の夕食は、なるべく早めに済ませるようにしてください。
アルコールは控えることが好ましいです。
遅くとも午後9時を過ぎたら食事は控えてください。水と服薬については可。

2検査当日

検査が終わるまで、食事は禁止です(うがいは構いません)。
リラックスして検査が受けられるよう、ゆったりとした服装でご来院ください。

胃カメラの麻酔方法

通常の場合(鼻や喉に局所麻酔を行います)

実際に行なっている検査の画像を見ながら検査が受けられます。
経鼻内視鏡は胃カメラを鼻から挿入するので口が自由になり医師と会話をしながら検査を受けられます。
検査が終了し次第、すぐに帰宅が可能です。
麻酔に不安がある方にもおススメです。

麻酔を使用した場合(静脈麻酔を行い、眠った状態で検査を行います)

検査の不安やなるべく苦痛を避けたい方に向いています。
検査後はしばらく休んでいただく必要があります。
検査後は車の運転など注意力を要する行動は避ける必要があります。
心臓や肺など持病をお持ちの方には行えない事があります。

経鼻内視鏡検査の流れ

  1.  胃の中をキレイにする薬を飲みます。
  2. 両方の鼻腔に粘膜の充血をおさえる薬を入れます。
  3. ゼリー状の局所麻酔の薬を鼻腔に入れます。
  4. 麻酔の薬液が付いた細い棒を鼻腔に入れて内視鏡挿入の準備をします。
  5. 少し太めの棒を鼻腔に入れ替えます。内視鏡と同じ太さなので擬似体験できます。
  6. 診察台に移動して検査開始となります。

検査後の注意点について

  • 鼻を強くかまないでください。
  • 検査後、1時間程度は飲食を控えてください。
  • 組織検査を行った場合は、お食事は2時間以上が経過してからにしてください。
  • 検査後2~3日は、アルコールや香辛料などの刺激物は控え、消化の良いものを召し上がるようにしてください。
  • 検査当日の車の運転は控えてください。
  • 検査時は胃に空気を入れて膨らませるので、検査後はお腹が張りますが、次第に楽になりますので、心配する必要はありません。
  • 組織採取を行った場合は遠出や激しい運動は避けてください。

胃カメラ検査の費用(税込)

1割負担 3割負担
胃カメラのみ 約1,300円 約3,800円
胃カメラ+静脈麻酔 約1,600円 約4,700円
胃カメラ+組織検査 約2,700円 約7,800円
胃カメラ+静脈麻酔+組織検査 約3,000円 約8,700円

その他、診察料(初診料または再診料)、お薬の処方料が別途必要になります。

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